小松城


形式 山城 【位置】津久井城の北北東に位置し小川が二手に分かれた中間の尾根上にある。平塚市の岡崎城を小さくした遺構に類似している。
年代 室町期
城主 永井大膳太夫広秀か
遺構 郭・土塁・櫓台・堀切
所在地 相模原市緑区川尻
訪城日 2012.1.18日


尾根の西側から見た西端の物見台(左)、堀切と三の郭(中央)、奥に二の郭、
主郭と続く。
堀切(倒れた竹の所)を挟んで三の郭を見る。
三の郭と二の郭間の堀切を北側から見る。丁度、木橋ならぬ竹が1本倒れて
架かっていた。
二の郭の南下には腰郭も付属するが、三の郭にも付属していたかは記憶が曖昧
である。
二の郭内を三の郭側から見る。綺麗に削平されている。 二の郭と主郭間の堀切を北側から見る。主郭側には堀切に面して70cm程の
土塁が残り、南側に土橋が付随している。
主郭側の土塁越しに、堀切を挟んで二の郭を見る。 主郭の北側に面する櫓台。
主郭内部と櫓台(左)。 主郭西側下の堀切。南側には腰郭が二段ある。
主郭西側の堀切に挟まれた鞍部の郭。西側の堀切に面して土塁が残る。 鞍部の郭と堀切を西側から見る。
更に西側へ歩くと、二条の堀切らしき窪みと先端には物見台らしき地形があり、
当然西側の見張りも置かれていたであろう。
宝泉寺背後の腰郭状の平場には、宝篋印塔と五輪塔が残る。