八王子城太鼓曲輪


形式 尾根城 【位置】八王子城御殿跡と川を挟んで南西側の尾根上にある曲輪。
年代 天正12年(1584)〜天正18(1590)年
城主 北条氏照
遺構 曲輪・堀切・竪堀・石積み
所在地 八王子市元八王子
訪城日 2013.8.19日


太鼓曲輪の尾根北東側の第一堀切。奥が城外側で、尾根が低い事が分かる。 第一堀切から曲輪側の虎口部に残る石積み。
第一堀切に臨む細長い曲輪。数人で守っていたと思われる 片堀切(中央左側)と曲輪(奥の高所)
片堀切の先の削平された曲輪。十数人程度が守ったであろう。 第二堀切手前の細長い曲輪。
第二堀切。岩盤を削り込んでいる。 第二堀切を背にして西側方面。
第三堀切。右が西側で、かなりの落差がある。 第三堀切の西側上部には、櫓台と思われる石積み跡が残る。太鼓曲輪を守備した
のは、檜原城の城主平山氏重の弟、平山綱景と言われているが、上杉景勝隊に
よって落とされている。
第四堀切。西側の切岸が低い事が分かる。 第五堀切手前の石積み跡。ここには西側尾根に対する小さな堡塁が有ったのか。
第四堀切から第五堀切間の土橋状に細くなった部分。 第五堀切西側から撮ったもの。東側が高い事が分かり、上部の堡塁からの
射撃にさらされる。